こんにちは。
この記事は、粗食に興味があるんだけど
●健康への影響は?
●お米メインで太らない?
●1ヶ月の食費はどのくらい?
そんな人向け。
我が家は、粗食を心がけている3人家族です(妻と9歳の息子)。妻は栄養士の資格を持っています。この記事では、粗食のリアルなところを伝えたい。
【本記事の内容】
●アトピー性皮膚炎・成人病が増えた現代
●【栄養素は考えなくていい】季節のものを美味しく食べるだけ
●1ヶ月の食費は、約23,000円【家族3人】
✅アトピー性皮膚炎・成人病が増えた現代
まずは、うちが食生活の参考にしているこちらの本をご紹介します↓

何度も読み直したからカバーがボロボロになり、今はカバーなし。笑
数年前に読み、目からウロコだった。以来、ずっと粗食(和食)を心がけている。と言っても作るのは妻だから、頼んでいると言った方がいい。
著書の幕内さんによると「豊かな食生活」で育ったはずの世代を見れば、それで健康になれるのかが分かると言う。
【結論】アトピー性皮膚炎、成人病、女性の不調(生理不順・冷え性・便秘・貧血)が急増した。
これには心当たりがある人も多いと思う。
だけど、粗食で栄養は足りるの?と思う人もいそうなので言っておくと、育ちざかりの9歳の息子は順調にワンパク坊主に育っています。よく遊びよく食べよく寝る。背の順は後ろから2番目。アトピーやアレルギーもない。
うちは、お肉よりも魚をよく食べます。
ずいぶん前に、子どもにジュースを買うのもやめました。飲むのはお茶か水。息子の友だちが遊びにくるとジュースを欲しがるんだけど、息子は今はもうお茶か水の方がいいみたい。
ただ、お菓子はフツーに食べますよ。ホントはおやつには天然のものがいいんだろうけど、そこまで神経質にはしていません。(果物やサツマイモなんかはよく食べます)
この本では、こんな長寿村の話が紹介されています。
粗食で生きてきた世代が70歳・80歳になってもよく働くのに対し、「豊かな食生活」で育ったはずの世代に、成人病が急増し死亡者も増えている。
何年か粗食を続けてきたけど、もうこのままでいいやと思ってます。体調も普通にいいし。そういえば、ここのところひどい風邪はひかなくなった。
✅【栄養素は考えなくていい】季節のものを美味しく食べるだけ
1日30品目なんて考えなくていい。栄養素なんて忘れなさい。
複数の医療機関で食事相談を任され、学校でも教えてきた著書の幕内さんはそう言う。
栄養のバランスを考え1日30品目はとった方がいい、なんてよく言われるけど、そもそもバランスのいい食生活とは一体なにか。なにをもってのバランスなのか疑問をもったという。
老人が元気に働き、肉、卵、牛乳を多食するようになった世代の人たちが病気に倒れている姿を現実に目の当たりにしたとき、私は自分の教えている現代の「栄養学」は本当にいいのだろうかと、考えれば考えるほど疑問が出てきたのだ。
粗食のすすめ 幕内 秀夫著(新潮文庫)
栄養素はすべて発見されているわけじゃない。人体への効果にしても、すべてが解明されているわけじゃない。いま言われていることは、いま分かっている範囲での話でしかない。分からないことがあるのにバランスもなにもない。
むかしの人は「もったいない」から全部食べてきた。野菜も雑穀も、皮から丸ごと食べてきた。その土地で育った季節のものを、ただ美味しい食べ方で食べてきた。カラダに必要なものは自然が用意してくれる。
そんな話にミョーに納得し、今は季節のものを皮などむかず丸ごと食べるようにしています。基本はお米(分付き米)。お米を腹一杯たべます。
お米中心だと太ることを心配する人がいそうだけど、体重は変わってません。ご飯をあまり食べず、その分お菓子を食べる方が太りますよ。
余談だけど、うちでは白米や白砂糖など精製されすぎたものは食べないようにしています。
✅1ヶ月の食費は、約23,000円【家族3人】
1ヶ月の食費は家族3人で、約23,000円。
厳密にいうと1週間に5,000円と決めています。メンドくさいけど毎週末、現金5,000円を下ろして別サイフで管理。クレカは便利だけど、どうしても余分に使っちゃうから食費だけは現金。
この食費のなかには、僕の昼食代(お弁当)も入っています。ただ、お米や調味料、週末にのむお酒(ささやかな楽しみ)や外食の費用は入ってません。だからこの費用は純粋に食材だけ。(外食はめったにしないけど)
この食費を言うと、わりと驚かれます。家族3人分ですからね。一人暮らしでももっと使ってる人も多いはず。うちも昔はこの3倍は使ってました。まあ、その話はいいか。。
野菜はJAで買ったり、業務スーパーも利用したりと、わりと買い物には工夫をしています。※過去記事↓
というわけで、主食としてお米(分付き米)を食べ、1日30品目になんてこだわらず、季節のものをただおいしい食べ方で食べる。シンプルにそう暮らしている我が家の食の話でした。
おしまい