体型キープ法

寝ても疲労感がとれないのは、腸が原因かも【解決法3つ】

こんにちは。

この記事では、

寝てもなんとく疲れが抜けない。。何なの?このナゾの疲労感

こういった悩みに答えます。

かくいう僕もそんな症状に悩まされていました。なんとか改善したいと思い、色々と調べ改善策を実践してきました。

結果、今では朝早起きしてブログを書き、出勤前に少し筋トレをし、平日は駅まで歩き、休日には8歳の息子とも遊びます 笑。わりとハードな毎日ですが、ナゾの疲労感は以前よりも改善されました。

この記事の内容は、メンタリストDaiGoさんが推薦している【最高の体調】という本に準拠しています。

この本のいいところは、その主張に科学的な根拠があるところです。著者の鈴木 祐さんは、年間5,000本の科学論文を読むそうです。驚きです。

【本記事の内容】
●疲労感には「腸」が関係。腸内細菌の凄まじい働き
●腸内環境を整える方法3つ

✅疲労感には「腸」が関係。腸内細菌の凄まじい働き

近ごろ腸が健康に与える影響についてよく目にします。

腸は免疫力や肌の状態に関係し、心の安定にも影響を与えているとも言われていて、ただ食べ物を消化するだけじゃないようです。

腸には100兆〜1000兆の腸内細菌が住んでいて、カラダにとって重要なビタミンをつくったり、栄養の吸収を助けたり、腸壁を守ったりと凄まじい働きをしているそうです。

腸内環境の悪化によって、腸壁に穴があくことをリーキーガットと言い、そうなると有害物質が血管に侵入してしまい、体内のあらゆるところに慢性的な炎症を起こさせるメチャ怖い症状を引き起こします。

リーキーガットはアレルギー・認知機能の低下も引き起こすそうですが、こんな研究結果があります。

腸内細菌が、慢性疲労と強く関係している【2016年コーネル大学】

他にも本書では、

●衛生の発達が、有用な菌との接触を妨げ免疫システムを狂わせる
●抗菌グッズは、肌に住みつく有益な細菌まで殺してしまう
●抗生物質によって腸内細菌が大量に死ぬ

ことなどを挙げています。

今みたいなコロナの状況では、対応がムズイですよね。どこ行っても抗菌、抗菌だし。。

ただ、あなたが使っている薬用ソープにトリクロサントリクロカルバンという成分が入っていたら要注意。どちらも体内のホルモンバランスを乱し、米国食品医薬品局が体への害が大きいと警告を出しているそう。

アメリカ政府はこんなコメントを出しました。

「消費者は薬用ソープにより、雑菌の繁殖を防げると思っている。しかし、今のところ薬用ソープの効果を示す証拠はゼロだ。普通の石けんと水を使った方がいい」

最高の体調 鈴木 祐 著

手や体を洗う時は、昔ながらの石けんで十分みたいですよ。我が家ではアレッポの石鹸を使っています↓

狩猟採集民の多くは多種多様な腸内細菌をもっていて、たとえばアマゾンのヤノマミ族はその数50種超(西洋人の腸には数種類のみ)というから驚き。

寝ても疲れが抜けない謎の疲れには、あなたの腸の健康状態が関係しているかもしれません。そんな腸の頼れる救世主が腸内細菌というわけです。

✅腸内環境を整える方法3つ

荒れた腸内環境を整える解決策が下記3つ。

●発酵食品を食べる
●食物繊維をたくさん採る
●部屋の空気をキレイに保つ

✔︎発酵食品を食べる

発酵食品は、科学が認めたスーパーフードです。

ありがたいことに、日本には発酵食品がメチャメチャありますよね。

●味噌
●納豆
●ぬか漬け
●キムチ
●チーズ
●ヨーグルト など

どれも、近所のスーパーで買えます。

納豆は一緒に入っているタレは使わずに(添加物たっぷりなので)、味噌をほんの少し入れて食べるのがおすすめ。こうすると、一度にふたつの発酵食品がとれるのもいい。

味噌は無添加のものがオススメ。※酒精(アルコール)が入っていないやつ

他にも、キムチと納豆を混ぜてもいいですよね。ヨーグルト(無糖)にはハチミツをかけて食べたり。ハチミツにも多くのカラダにいい栄養素が入っています。

発酵食品はかたよらずに採ると、いろんな菌が採れていいようです。

✔︎食物繊維をたくさん採る

腸内細菌は、食物繊維を食べて繁殖します。

厚労省によると日本人がとる1日の食物繊維は、推奨の半分程度(13〜17g)だということ。ちなみに狩猟採集民は42.5gもとっているそうです。

倍以上じゃん…。そりゃ腸内環境に差がでるわけだ。

食物繊維は、野菜・果物・豆類・穀物などに入っています。ただ、穀物は精製されると栄養が激減するのでご注意を。(例:白米・小麦粉 など)

なので、以下に変えるのがおすすめ

●食パンを全粒粉のもの(茶色いやつ)に変える
●うどんを蕎麦に変える
●白米に大麦や雑穀を入れて炊く
●白米を玄米や分付き米に変える

分付き米についてはこちらの記事で紹介しています↓

食物繊維には水溶性と不溶性があり、腸内細菌のエサになるのは水溶性の方。なかでもゴボウが、水溶性と不溶性のバランスが良いそう。

ゴボウは皮をむかずに少し水にさらして(長時間さらすと栄養が溶けでてしまう)調理するといいとのこと。きんぴらとか最高ですね。

大塚製薬のHPに、食物繊維量の一覧があったのでリンクを貼っておきます。

【大塚製薬】食品に含まれる食物繊維量一覧

✔︎部屋の空気をキレイに保つ

部屋の空気をキレイに保つことも、腸内環境を左右するそうです。

意外ですね。。

むかしの家は木材や土、藁(わら)なんかの自然素材でしたが、今の家は壁紙にしてもビニールなどの人工的なものが多く、こういった人工の化合物はホルムアルデヒドなどを発生させてシックハウス症候群の原因にもなります。

できる対策としては

●換気を心がける
●観葉植物をおく
●空気清浄機をおく

本書によると、空気清浄機を選ぶポイントは1点だけで、HEPAと呼ばれるフィルタさえ搭載していれば何を選んでも問題ないとのこと。

※HEPAは、0.3マイクロメートルのホコリを99.97%ブロックする性能を持つ(カビの胞子は3〜10マイクロメートルなので十分)家庭用としては最高の機能

ダイソンの空気清浄機はHEPAフィルタ搭載です。欲しい。。笑

というわけで、記事はここまで。どれも薬は使わない安全な方法ですよ。

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